ペットの安楽死とは?
もう元気になる望みがない状態である場合、飼い主には『ペットを安楽死させる』という選択肢があります。
原則的にペットを殺す行為は「動物の愛護及び管理に関する法律」によって禁止されています。しかしながら、回復の見込みがない病気やケガを負っており、その病気やケガによって非常な苦痛を味わっているという場合、安楽死はその苦痛を取り除くためという正当な目的を持っていますので、ペットの殺傷にはならず、認められるでしょう。
それでも日本では、ペットの安楽死についての議論が苦手です。
逆に欧米では、飼っている時は家族のように大事にしますが、重篤な病気にかかった場合は、最期は安楽死を選ぶ人が多いのです。
手術の後にかかるペット自身の負担(痛みなど)や治療費を考えれば、スッと楽にしてあげたほうがお互いに良いと判断する場合もありますが、日本ではそもそも安楽死という手段があることすら認識していない人が多いです。安楽死という言葉自体がタブーで、言ってはいけないと思っている節もありますね。
獣医の多くは「飼った以上は最後の最後まで一緒に頑張りましょう」という主義で、これはこれで正義ではありますが、飼い主に強制することではないという意見もあります。
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