高齢ペットに合わせたバリアフリーという形とは?
今回はすっかり世間で定着した「バリアフリー」についてお話ししたいと思います。
人間世界でのバリアフリーというと、階段がスロープになったり、お手洗いも多目的トイレも、随分定着したなあという気持ちです。
その中で高齢になった犬や猫への「バリアフリー」をまとめてみます
是非、お付き合い下さい。
ペットは高齢になると脚力・視覚・嗅覚・聴力場合によっては
痴呆
このような症状は回復はせず、飼い主側が障害物を移動させたり、なるべくぶつかっても怪我をしにくいクッションで補強したり、段差をなるべく作らない様に、意識をしていくことも大切です。
またフローリングの床は滑りやすく足へのダメージも大きいので、コルクマットなどで床を保護して、少しでも快適に過ごせる様に努めて下さいね。
このような症状を見かけたら、注意が必要です。
立ったまま動かない、眠る事もしない
普通なら高齢犬なら眠る事が多いのにそれすらできない、というのは、
自分の脚力がとても衰えていて、自力では上手く座れないことを理解してあげましょう。
足を優しくマッサージで解し、立ち上がりたいときや座りたそうにしていたら、補助するようにしましょう。
家具や壁に身体をぶつける
犬はもともと視力が良い方ではありませんが、年を取る事でますます目が見えにくくなります。
聴覚や嗅覚も低下するので、空間把握が難しくなります。
テーブルの脚や壁には、コーナーガードでガードするようにしましょう。
100均やホームセンターなど取り扱っている場所も多く、入手しやすいですよ。
家具に身体が挟まる
犬は後退が苦手な生き物です。ただでさえ動きが鈍くなった身体で後退して、いつの間にか家具に挟まってしまい、身動きが取れなくなってしまう可能性もあります。
できる限りで構わないので、隙間にクッションを詰めて対策を取るなど工夫をしてみてください。
段差が登れなくなった
今まで普通に登れていたベッドやソファになかなか自力では、昇り降りが難しくなってしまった時には、飼い主さんが抱いて補助して上げるか、ペット用のスロープなどを備え付け動きやすい様に家を整えてあげましょう、サポートは必須です。
さて、いかがでしたでしょうか?
バリアフリーといっても、やはり飼い主さんのサポートなしでは難しいことですね。
スロープやサポーターや、コーナーガードなど今では「バリアフリー」として、家でも使えるものも増えて来ています、上手く組み合わせてなるべく高齢ペットに快適な環境を整えていきましょう。
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