高齢犬の食事介護とは?
今回は「高齢犬の食事の介護について」が、テーマです。
介護といってもトイレだったり、散歩だったり、一つに限らず沢山取り組まなければいけない事があります。
その中の食事について、今日はお話ししていきたいと思います。
食べることとは、生きること
年齢を重ねると、食事の方法や質も変わっていきます。
それはペットも同じ事です、今まで早食いで食欲旺盛に食べていたのが、速度もゆっくりとなり、量も食べなくなってしまう変化が見えてきます。
その時、飼い主さんが心がける事をまとめてみました。
食事台を用意する
高齢になると足や首の筋力は落ち、低い姿勢での食事の姿勢を保つ事が、困難になってきます。
少しでも負担を減らす為に食事台を用意する事で、楽な姿勢で食事が取れる様に助けましょう。
好物をご飯に混ぜたり、ドッグフードを柔らかくする
味覚と嗅覚がどうしても衰え、食欲も落ちてしまいがちなので、いつも食べているフードに好きな味のウェットフードを混ぜたり、犬用のふりかけを利用するのもおススメです。
あとふやけすぎない程度で、お湯で人肌程度になるぐらいの温度を目指し、フードを柔らかくしてあげることもいいと思います。
<h2ご飯の回数を増やす
食欲が落ちてしまうこともあるので、一日3回〜5回くらいで、少しずつあげてみてください。
シニア用ドックフードに切り替える
シニア用のフードは栄養価も考えられており、飼い主さんもあげやすいですし実際にワンちゃんに上げているお家も多いと思います。
様々な種類や価格も違うので、補いたい栄養分や用途に応じてしっかり選んであげましょう。
流動食を使う
こちらは自力では立ち上がれず、寝たきりになった子向けの介護です。
流動食用のフードもありますが、普段から食べさせていたドッグフードをすりつぶし、ぬるま湯などで溶かし、専用の注射器で口に流し込み食べさせるかたちになります。
ここで大切なのは「犬の頭を寝かせたまま」で入れること。流動食も喉に詰まったり逆流の原因になります。必ずできるだけ立った姿勢と同じように頭を立てて流して上げて下さい。
口に流し込まれる当初は、ワンちゃんにとってはストレスがかかる動作なので、ゆっくりと何度かに分けて上げて下さいね。
異常が見られたら、すぐ医師に連れて行く
度重なる嘔吐や、止まらない下痢、元気がない時期が続くようであれば、かかりつけの医者へ連れて行き、きちんと見てもらいましょう。
自分自身の判断だけで、決めつけない事も大切な事です。
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