高齢ペットのトイレ介護とは?
さて、今回は高齢のペットの「トイレ事情」について、ご説明していきたいと思います。
人間と同じくペットにも、年を重ねれば必ず「介護」が必要な時期が出てきます。
その時、どのように対処していけばいいのかをひとつひとつ、お伝えできればと思います。
どうぞ、お付き合い下さいませ。
まず動物は老いてくると、特に犬や猫は「摂取する水分量」が減ってきます
一日、どのぐらいの水を飲んでいるか、少し観察しましょう。
極端に飲んでいなかったり、尿に異常がある(血が混じっている等)場合は病院へ相談なさってください。
そうでない場合は、トイレの場所に行きたくても辿り着けない場合も出てきます。
その場合、例えばトイレ場所を増やしたり、トイレシートを広く部屋に敷き粗相をしてしまっても、さっと片付けられる様にするとペット自身も飼い主様の心も楽ですね。
あと水を飲んだ後や、食事を取った後、トイレに行くというサイクルができている子ならば、その後抱き上げるか声を掛けて連れて行き、トイレを促す事も推奨されています。
筋力も落ちていますので、排泄の際には身体を支えて上げるのも良いと思われます。
それでも上手く出せない子には、マッサージを施したり、お腹への適度な圧力でしやすいように促して上げて下さい。
室内で過ごす事の多いペットには、保護フェンス等を使用し、飼い主さんの目の届く場所で、トイレを見守る事も一つの方法です。
それでもやはり難しい場合は「おむつ」を使用するという選択肢もあります
様々な大きさで普通にホームセンター等でも取り扱っていますので手に入れやすいと思います。
どうしても粗相をしてしまうことが気になるには使用する事もオススメいたします。
ただし、身体が蒸れやすくなるのでこまめに変えてあげる事と、きちんと身体を拭いて清潔に保つ事が大切です。
さて、最後の纏めとして高齢ペットへのトイレ事情で一番大切な事をお伝えしておきますね。
・粗相をして身体や床が汚れてしまったらすぐ片付け、清潔に保つ事
・決して叱らない事
…です。
ペットは人間以上に感情を読み取れる生き物です。
飼い主さんが片付けながら悲しい表情をしてるだけで、何かトイレ自体が悪い事をしていると思い込み、事態が余計に悪化してしまいます。
特に神経質な正確な子ならば、粗相をしていること自体に気を使う子もいますので、大丈夫だよ!と優しく宥めるか、気がついていなければ早急に片付けて見なかった振りをすることが一番です。
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