いなべ市 J・K様
うちの愛猫が亡くなったのはある夏の日でした。
ボール遊びが得意だったのでジダンとよんでいました。在りし日のジダンとはサッカーあそびを毎日しました。犬でもないのにとにかくボールが好きで、ボールを私に渡してくれませんでした。器用に脚でボールをあやつり、私にとられないようにする子でした。
そんな元気な子でしたが寄生虫がついてしまい、日に日に弱っていきました。そしてついに逝ってしまったのです。
家族全員悲しみに打ちひしがれるなか、力なくネットでペット葬儀と検索したら一番上に表示されたおおくらさんにお願いすることにしました。
電話に出た方は私が落ち込んでいることを察したのか、丁寧なことばづかいでゆっくりとどんな動物なのか、体重と体長はいくつか、いつ葬儀を希望するか、その他に特別な要望はあるかなどについてお聞きになりました。そして、気遣う言葉もわすれませんでした。
住宅地の真ん中で葬儀するのがイヤだったので、すこし離れた田んぼの近くにある駐車場を葬儀の場所に指定しました。
火葬車にはおおくらさんが乗っており、深々と頭を下げてジダンの火葬を行ってくださいました。最期のお別れも顔が見えるように周りをきれいに花で飾ってくださいました。
かなしいけれども、さわやかな気持ちで送ることができました。