犬や猫は一緒に暮らした仲間の死は分かるの?
今回は特に、多頭飼いをされておられる方にはきっと気になる話題のはずです。
共に暮らしていた仲間が亡くなった時、気付くのか?
残された犬や猫は、どう思うのかを書いていきたいと思います。
共に暮らしていた「家族」が亡くなった時、家族も悲しみますし、毎日コミュニケーションを取っていた、特に犬は仲間の死に気づきます。
その時、残された犬はどんな行動を取るのでしょうか?少しまとめてみました。
1、亡くなった仲間の匂いを嗅ぐ
2、気が敏感になり吠えてしまう
3、食欲がなくなる
4、仲間を探して家を探しまわる
5、寝ている事が多くなる
6、老け込んでしまう
等です。
これは犬自身が感じている事もありますが、家や飼い主さんの感情の変化も敏感に伝わるので「仲間がいなくなったんだな」と理解していると思われます。
もちろん、共に暮らしていたとはいえ亡くなった子と「仲が良かった」かによって、残されたワンちゃんの感じ方や悲しみ方は変わります。
次に猫はどんな行動を取るのかは、こちらになります。
1、飼い主にすり寄り、離れない
2、縄張り意識が増える
3、亡くなった仲間の場所を探すようになる
4、鳴く頻度が増える
等です。
犬と猫で行動は少し変わりますが、互いに「死」を感じ取り悲しみ、気が落ち込んだり、特に吠えたり不意に鳴いたりという、形でも分かりやすい精神的に不安定になりがちであることも分かります。
仲間を亡くした事への「解決」する方法ですが、正確には「ありません」時間が経つのを待つことが、一番の方法といえるかもしれません。
大体、気持ちが落ち着くのは6ヶ月程と、平均ではされています。
残された子が可哀想で、そして何より飼い主さんが寂しすぎて、すぐ次の新たな家族を迎えようとされるかもしれませんが、動物同士、互いの相性もありますし、何よりまだ皆が神経を尖らせ、とても繊細な時期です。早急な判断は、少し待った方がいいと思います。
まずは残されたペット達と絆を深め、気分を立ち直らせながら、前向きに互いに進むのが一番です。
家に閉じこもらず、できるだけ外へ出てお散歩をしたり、ペット可で利用できるレストランへ出かけて美味しいものを互いに食べたり、車をお持ちの方ならばデイキャンプへ出かけたりして、自然の中でゆったりと心を癒す事もとても大切なことだと思いますよ。
何より、虹の橋で元気に遊んできっとご家族を待っている子のことを忘れずに、大切に思う事が一番だと思います。
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