ペットが亡くなった際に火葬を行うタイミングは?
大切なご家族であるペットがなくなった場合、どのように火葬や葬儀をするか、お考えの方は多くはないでしょう。
実際に、生前からペットの死を考えたくない方がほとんどなので、どのように火葬や葬儀をするのか悩む方もいらっしゃいます。
しかし、ペットの死は突然やってきます。本記事では、ペットが亡くなった時の火葬のタイミングについて、ご説明していきます。本記事が、大切なご家族であるペットとの、最後の過ごし方の参考になれば幸いです。
ペットは死後どのようになるのか
ペットは死後、冷たくなり硬直し腐敗してきます。悲しいですが、生前とは全く異なります。
少しでも腐敗を防ぐために、保冷剤やドライアイスなどを活用し、できる限り涼しい場所に安置しておきましょう。
火葬するタイミングは?
夏場か冬場など季節や、安置状態によって変わりますが、長くても死後5日以内には火葬してあげるのが良いです。暑い季節であれば、長くても2~3日がベストでしょう。
しかし、ペットの腐敗が進むのが可哀想ということから、当日中に火葬される飼い主様もいらっしゃいます。このように、本当は心の整理がついていない状態なのに、火葬される方もいます。ペットが亡くなった当日に火葬すると、ペットロスなどの心身的な疾患を引き起こす可能性が高いです。
1日ほどであれば、見た目が大きく変わるほど腐敗は進まないので、自宅などで最後のお別れを過ごすことが、ペットと飼い主様の大切なお時間となるでしょう。
ペット火葬の種類
ペットの火葬にもいくつか種類があります。
訪問火葬
訪問火葬は火葬車で火葬を行います。
自宅に来てもらうことができるので、火葬施設まで行けない方におすすめです。
近隣の方とトラブルにならないように、事前に確認しておきましょう。
施設火葬
こちらはペット霊園などで行う火葬となり、人間とほとんど変わりません。
お骨拾い、納骨なども行えます。
またどちらの方法にも「立合火葬」や「一任火葬」があり、飼い主様が火葬に立ち会う方法と、業者に全て任せる方法があります。
ご自身の確保できる時間を考えて選択しましょう。
今回は、ペットの火葬のタイミングと種類について解説してきました。
ペットは人間と違い、生前から「終活」といったように、どのように自分の葬儀を行うのかを決められません。そのため、飼い主様が決める必要があります。
大切なペットがなくなるのは悲しいことですが、最後に後悔のないお時間を過ごすことが、ペットのご供養に繋がるかと思います。
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