残された最期の時間を楽しむには?(ワンちゃん編)
今回は、残された”余生”を愛犬とどのように過ごせばよいのかというテーマでまとめてみました。
犬の寿命は犬種や個体差もありますので一概には言えませんが、20年生きているワンちゃんはほぼいません。
限られた時間で私たちが何をできるのかを考えてみましょう。
今回は、ワンちゃん編をご紹介致します。
沢山、スキンシップを取る
愛犬にとって飼い主に撫でてもらう事は幸せだと感じています。
信頼できる人達に触れられると”オキシトシン”というホルモンが放出します。
”オキシトシン”は心拍数の安定やストレスホルモンを低下させるという身体的にも確かな効果がありますので、なるべくワンちゃんに触れる時間や機会を増やしていきましょう。
撫でてあげながら会話を楽しむのも良い事です。
今までの楽しかったことや、例えば、悪戯をして飼い主さんを困らせたこと、共にお出かけやドッグランに行ったという思い出を語ること、それは、何にも変えられない大切な時間となります。
好物を与えましょう
病気などで食事が制限されているは難しいですが、できるだけワンちゃんが好きなものを食べさせてあげましょう。
食べ物を咀嚼する事が難しい場合は、ミキサーなどを使ってペースト状に潰してあげてみましょう。飲み込む力が低下していると時間がかかってしまうかもしれませんが、ゆっくり見守ります。
もしワンちゃんが起き上がれない状態であるなら、飼い主が膝枕をしてご飯を流し込んであげましょう。
一緒にお出かけしよう
もしワンちゃんの身体の調子が良い時、外出してみてはいかがでしょうか?
外出先は、歩き慣れた散歩道や公園などの近場がおススメ。
もし歩くことができない場合は、カートや抱っこで出かけましょう。
外の風や香りを感じる事はワンちゃんにとって、大きなストレス解消になります。
体調が安定して天気や気温も考慮して出かけられると、飼い主さん、ワンちゃん、どちらにとっても良い気分転換になるでしょう。
仲の良かったお友達と会っておこう
もしワンちゃんの犬友達がいるなら、会わせてあげるというのも良いと思います。
もう一緒に走り回ることはできないかもしれません。しかし、互いにとっては良いリフレッシュになります。
機会を逃せばもう会えなくなるかもしれません、是非、機会を作ってあげましょう。
「家族」との時間を増やす
ワンちゃんは、家族のことが大好きです。最期は家族と一緒に過ごしたいと考えています。
家族がいるリビングにワンちゃんのベッドを置き「家族を感じられる」環境を作り、優しく声を掛けていきましょうね。
残された余生であれもこれもしてあげたい気持ちがあるかもしれませんが、特別なことは決して望まず、共に過ごせる時間を大切にすることが一番です。
いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんの体調次第でできることはまだまだあります。 何よりもいつも過ごして来た「家族」と過ごす一瞬一瞬が宝物です。 是非、できるだけ一緒に過ごすということを大事にして下さいね。
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