ニャンコの尻尾の不思議?
猫ちゃんの魅力ってなんでしょうね?愛らしい顔、肉球、耳、毛並など話は尽きませんが、その中でも「尻尾」について今日はフィーチャーしてみたいと思います。
短めの尻尾、長めの尻尾、どちらにも魅力はあり好みもあります。
今日はそんな「尻尾」の不思議についてお話ししたいと思います。
よろしければ、お付き合い下さいませ。
猫にとって「尻尾」は気持ちを伝える大切な場所
まず、猫にとって尻尾の役割ってなんでしょうか?
・バランスを保っている
まず尻尾の一番大切な役割は、バランスを保つことになります。
猫は高い場所でも悠々とあるくことができますが、これは尻尾で上手くバランスを取っているから可能なんです。
尻尾がその都度細かくバランスを調整し、落ちないように調整しています。
猫にとって高い所は安心できる大切な生活圏でもあります。
そのような場所で安定し、自由自在に動けるのは尻尾のおかげと言えるでしょう。
・身体を保温
”猫はコタツで丸くなる”と有名な童謡でもあるように、冬には体温を逃さないために身体を丸め、尻尾で顔まで覆って保温という大切な役割があります。
・マーキング
尻尾のつけ根にはフェロモンを出す臭腺があり、人の足や、家の柱に猫が尻尾をくるっと巻きつけている場面を見かける事があります。
この行動とは、フェロモンをこすりつけてマーキングをしている様子です。
・コミュニケーションを計っている
人間も楽しければ自然と笑顔が浮かぶように、猫の感情は尻尾にあらわれます。
猫にとって主要なボディランゲージの手段であり、主に家族間のコミュニケーションに使われます。
またほかの猫との争いを避けるためにも、実は役立っているんですよ。
これで感情まる分かり!しっぽでの感情表現
・まっすぐピーンと垂直に立てる
子猫が母親に向かって近づく時によく見られる状態です。親しみを表わし仲間同士だと挨拶の意味合いでも使われます。
・下に垂らしブンブンと振る
獲物を狙っているときの興奮状態になると、こんな動きを取ります。
・しっぽ全体をぱたぱた振る
これは親愛を表わしていると思われそうですが、実は逆で「苛々して機嫌が悪い」ことを表わします。眠っている時に触ってこんな動きをしていたらそっと離れましょう。
・毛を逆立てる
とても怖かったり、凄く驚いた時、全身の毛が逆立ちます。
・股の間に挟む
「怖いよー」という意思表示です。強い相手への降参も意味しています。
・だらんと下に垂らす
しょんぼりした気持ち、体調が悪い場合もあります。
・呼んだ時に、少しだけ尻尾が反応する
ちゃんと聞いてるよ、分かってるよという意思表示です。
いかがでしたか?今まで尻尾を激振りされていると「ああ、嬉しがってくれてるのかな?」と思っていたので目から鱗でした。猫はおしゃべりできない分、尻尾で語る動物です。
是非、知っていて損はなし!なお話でした。
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